令和6年7月のひとこと:動脈硬化と検査
みなさんこんにちは!蝉の声が賑やかな季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は動脈硬化と動脈硬化検査についてお話していきたいと思います。
動脈硬化とは
動脈硬化とは、動脈の血管壁が弾力を失い、硬くなり厚くなって、脆くなる病態です。
動脈硬化は言い換えると血管の「老化」のことで、誰しも多かれ少なかれ、年齢とともに起こってきますが、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの動脈硬化の危険因子を持っている方は、特に進行しやすくなります。
動脈硬化の進行した方は、同じ年齢の方に比べて、血管も年をとって脆くなっており、それだけ血管が詰まったり、破れたりする脳血管・心血管イベントのリスクが高くなります。
アテローム性動脈硬化
動脈硬化はいくつか種類がありますが、アテローム性動脈硬化は最も重要で最もよく見られる動脈硬化です。
通常動脈は心臓から血液を全身に送り届けるため強い弾力性を持っていますが、動脈硬化の危険因子により血管が脆くなってしまうと血管にプラークと呼ばれる余分なコレステロールの塊が発生します。
プラークが進行して大きくなると血管内壁が狭くなってしまい、血流の流れが悪くなったり、血管が硬くなっていきます。
さらに進行すると血栓と呼ばれる血液の塊が発生し、血管が詰まってしまったり、一部が剥がれて脳まで流れてしまうこともあります。

動脈硬化検査
院内では動脈硬化の検査としてABI・CAVI検査と頸動脈エコーを実施しています。
ABI・CAVI検査では患者さんに仰向けに寝てもらい、両上腕と両足首に血圧測定の時に巻くカフと胸元に心音マイクをつけて検査します。ABI検査では動脈硬化が進行して発生した血栓によって足の血管が狭くなったり詰まったりしていないか両上腕と両足首の血圧を比較して検査しています。
CAVI検査では大動脈を含む心臓から足首までの血管の硬さを評価したり、同じ性別、同年齢の健康な方のCAVI検査の平均値を比べることで血管年齢も評価しています。
頸動脈エコーは首に超音波を当てて頸動脈の画像から頸動脈の血管壁の厚さや血管内部の状態を確認しています。
この検査ではプラークの厚さや動脈が狭くなっていないか評価しており、頸動脈は心臓から脳などの全身と繋がっているため、全身の動脈硬化度を示すよい指標となります。
ABI・CAVI検査と頸動脈
エコーはその場で検査結果が出るので当日に医師の説明を受けることができます。
動脈硬化の危険因子を持っている方や検査について興味がある方はお気軽にスタッフに声をかけてください。
これからますます厳しい暑さになりますのでお体に気を付けてお過ごしください。
今回は動脈硬化と動脈硬化検査についてお話していきたいと思います。
動脈硬化とは
動脈硬化とは、動脈の血管壁が弾力を失い、硬くなり厚くなって、脆くなる病態です。
動脈硬化は言い換えると血管の「老化」のことで、誰しも多かれ少なかれ、年齢とともに起こってきますが、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの動脈硬化の危険因子を持っている方は、特に進行しやすくなります。
動脈硬化の進行した方は、同じ年齢の方に比べて、血管も年をとって脆くなっており、それだけ血管が詰まったり、破れたりする脳血管・心血管イベントのリスクが高くなります。
アテローム性動脈硬化
動脈硬化はいくつか種類がありますが、アテローム性動脈硬化は最も重要で最もよく見られる動脈硬化です。
通常動脈は心臓から血液を全身に送り届けるため強い弾力性を持っていますが、動脈硬化の危険因子により血管が脆くなってしまうと血管にプラークと呼ばれる余分なコレステロールの塊が発生します。
プラークが進行して大きくなると血管内壁が狭くなってしまい、血流の流れが悪くなったり、血管が硬くなっていきます。
さらに進行すると血栓と呼ばれる血液の塊が発生し、血管が詰まってしまったり、一部が剥がれて脳まで流れてしまうこともあります。

動脈硬化検査
院内では動脈硬化の検査としてABI・CAVI検査と頸動脈エコーを実施しています。
ABI・CAVI検査では患者さんに仰向けに寝てもらい、両上腕と両足首に血圧測定の時に巻くカフと胸元に心音マイクをつけて検査します。ABI検査では動脈硬化が進行して発生した血栓によって足の血管が狭くなったり詰まったりしていないか両上腕と両足首の血圧を比較して検査しています。
CAVI検査では大動脈を含む心臓から足首までの血管の硬さを評価したり、同じ性別、同年齢の健康な方のCAVI検査の平均値を比べることで血管年齢も評価しています。
頸動脈エコーは首に超音波を当てて頸動脈の画像から頸動脈の血管壁の厚さや血管内部の状態を確認しています。
この検査ではプラークの厚さや動脈が狭くなっていないか評価しており、頸動脈は心臓から脳などの全身と繋がっているため、全身の動脈硬化度を示すよい指標となります。
ABI・CAVI検査と頸動脈
エコーはその場で検査結果が出るので当日に医師の説明を受けることができます。
動脈硬化の危険因子を持っている方や検査について興味がある方はお気軽にスタッフに声をかけてください。
これからますます厳しい暑さになりますのでお体に気を付けてお過ごしください。