令和元年12月のひとこと:睡眠について
皆さんこんにちは!
12月に入り、寒さが厳しくなってきましたね。
朝起きるのがつらいという方も多いのではないでしょうか。
寒い時期の冷えに左右されず、より質のよい睡眠をとりたいものですよね。
今月はそんな睡眠についてのお話をしていきます。
寝付きが悪い、夜中に目が覚めてしまう、朝すっきり起きられないなど、
「睡眠」にまつわる悩みを抱えている方は多いものです。
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、
日本人の睡眠時間は先進各国と比較するとかなり短いということも指摘されています。
睡眠不足はインスリンの働きを低下させてしまうことから血糖値に大きく影響を及ぼします。
また、寝過ぎていても血糖値が高くなることが報告されており、
7~8時間の睡眠が良いとされています。
一方で、十分に睡眠時間は確保しているけれど、「日中眠くなってしまう」、
「疲れが取れずシャキッとしない」と感じている人も少なくないのではないでしょうか?
そういった症状は“隠れ不眠”によって起きることがあります。
あなたの隠れ不眠度はどのくらい?
・電車の座席に座るとすぐに眠くなって居眠りしてしまう
・運転中、信号待ちなどの際にふと眠気に襲われる
・コーヒーや栄養ドリンクを飲んだり、ガムをかんだり、
タバコを吸わないと、頭や体をシャキっと保てない
・昼食後に必ず眠くなる
・毎晩ふとんに入るとバタンキューで寝落ちしてしまう
上記に当てはまった数が多い人ほど、隠れ不眠の危険性あり!
ぐっすり眠る=「深睡眠」がよく取れていない状態にある可能性が高いと言えます。
「ぐっすり眠る」とはどういう状態?
人間が眠りにつくと、まずレム睡眠という浅い睡眠が始まり、
次にノンレム睡眠という深い睡眠へとうつります。
通常この繰り返しが約90~120分間隔で起こっています。
さらに、ノンレム睡眠の中でも、最も脳と体が休息しているときを『深睡眠』といい、
眠ってから4時間以内に起きやすいです。
この深睡眠がしっかりと取れることが『ぐっすり眠れる』ことにつながり、
脳と体の疲労は約80%とれると言われています。
深睡眠をとるためには?
①入浴で体を温める
38~41℃の湯船に浸かりましょう。時間がない時はシャワーや足湯でも効果が期待できます。
温かい食べ物を食べることも良いとされています。
野菜はサラダよりもスープや鍋でいただくと良いでしょう。
②就寝前の飲酒や食事は避ける
就寝前に食事をとると、胃の消化活動が生じてしまいます。
飲酒も利尿作用が促進され睡眠を中断しやすいので気を付けましょう。
③寝室を適切な温度や湿度に保つ
温度管理として冬は約15℃、夏は約25℃、湿度は約50%が目安です。
④目が覚めたら日光を浴びる
起きて日光浴をすると、体内のリズム時計を調整できます。
1日の始まりである朝ごはんを食べることも重要です。
また近年、睡眠時無呼吸症候群の患者も増えており、
睡眠不足だけでなく突然死の原因となりますので、
少しでも気になる事があれば医師やスタッフに相談しましょう。
あそうクリニック
12月に入り、寒さが厳しくなってきましたね。
朝起きるのがつらいという方も多いのではないでしょうか。
寒い時期の冷えに左右されず、より質のよい睡眠をとりたいものですよね。
今月はそんな睡眠についてのお話をしていきます。
寝付きが悪い、夜中に目が覚めてしまう、朝すっきり起きられないなど、
「睡眠」にまつわる悩みを抱えている方は多いものです。
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、
日本人の睡眠時間は先進各国と比較するとかなり短いということも指摘されています。
睡眠不足はインスリンの働きを低下させてしまうことから血糖値に大きく影響を及ぼします。
また、寝過ぎていても血糖値が高くなることが報告されており、
7~8時間の睡眠が良いとされています。
一方で、十分に睡眠時間は確保しているけれど、「日中眠くなってしまう」、
「疲れが取れずシャキッとしない」と感じている人も少なくないのではないでしょうか?
そういった症状は“隠れ不眠”によって起きることがあります。
あなたの隠れ不眠度はどのくらい?
・電車の座席に座るとすぐに眠くなって居眠りしてしまう
・運転中、信号待ちなどの際にふと眠気に襲われる
・コーヒーや栄養ドリンクを飲んだり、ガムをかんだり、
タバコを吸わないと、頭や体をシャキっと保てない
・昼食後に必ず眠くなる
・毎晩ふとんに入るとバタンキューで寝落ちしてしまう
上記に当てはまった数が多い人ほど、隠れ不眠の危険性あり!
ぐっすり眠る=「深睡眠」がよく取れていない状態にある可能性が高いと言えます。
「ぐっすり眠る」とはどういう状態?
人間が眠りにつくと、まずレム睡眠という浅い睡眠が始まり、
次にノンレム睡眠という深い睡眠へとうつります。
通常この繰り返しが約90~120分間隔で起こっています。
さらに、ノンレム睡眠の中でも、最も脳と体が休息しているときを『深睡眠』といい、
眠ってから4時間以内に起きやすいです。
この深睡眠がしっかりと取れることが『ぐっすり眠れる』ことにつながり、
脳と体の疲労は約80%とれると言われています。
深睡眠をとるためには?
①入浴で体を温める
38~41℃の湯船に浸かりましょう。時間がない時はシャワーや足湯でも効果が期待できます。
温かい食べ物を食べることも良いとされています。
野菜はサラダよりもスープや鍋でいただくと良いでしょう。
②就寝前の飲酒や食事は避ける
就寝前に食事をとると、胃の消化活動が生じてしまいます。
飲酒も利尿作用が促進され睡眠を中断しやすいので気を付けましょう。
③寝室を適切な温度や湿度に保つ
温度管理として冬は約15℃、夏は約25℃、湿度は約50%が目安です。
④目が覚めたら日光を浴びる
起きて日光浴をすると、体内のリズム時計を調整できます。
1日の始まりである朝ごはんを食べることも重要です。
また近年、睡眠時無呼吸症候群の患者も増えており、
睡眠不足だけでなく突然死の原因となりますので、
少しでも気になる事があれば医師やスタッフに相談しましょう。
あそうクリニック
2019年12月29日(日)~2020年1月3日(金):休診のお知らせ
12/29(日)~1/3(金)の6日間、年末年始のため
休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。
休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。