令和4年5月のひとこと:血球

皆さんこんにちは!爽やかな風が吹く心地のよい季節となりましたね。
さて今月は、血液検査でよく検査される血球は、
体の中でどのような働きをしているかお話ししたいと思います。
血球とは、血液中にある細胞成分のことをいいます。
赤血球、白血球、血小板からなり、その大半は赤血球となります。

【赤血球 (RBC)】 ( )内は院内表記
赤血球に含まれるヘモグロビン(HGB・Hb)と酸素(O2)がくっついて
全身に酸素を運びます。赤血球が少ないと貧血、多いと赤血球増加症になります。
●MCV、MCH、MCHC
 赤血球の大きさや容積を表します。鉄の欠乏による貧血になるとこれらの数値は
小さくなり、ビタミンB12や葉酸の欠乏による貧血になるとこれらの数値は大きくなります。
【白血球 (WBC)】
体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物から体を防御します。
顆粒球・単球・リンパ球の3つにわけられ、それぞれ働きが異なります。
●顆粒球(GR)
 顆粒球はさらに、好中球・好酸球・好塩基球にわけられます。
 ・好中球(NEUT)
  体内に細菌などの異物が入ると異物まで移動し攻撃します。
細菌感染症になると増加します。また、好中球が著しく減少しているのを
無顆粒球症といい、免疫力の非常に落ちた状態となります。
 ・好酸球(EO)
  気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎などのアレルギー、
寄生虫感染があるときに増加します。
 ・好塩基球(BASO)
  アナフィラキシー反応やじんましんなどのアレルギー反応に関わります。
  また、慢性骨髄性白血病で増加します。
●単球(MO)
殺菌やウイルスを死滅させたり、異物の情報をリンパ球に知らせます。
単球性白血病や結核、マラリアなどで増加します。
●リンパ球(LY)
ウイルス感染細胞やがん細胞などを破壊したり、
細菌やウイルスに対する抗体を作ります。流行性耳下腺炎やウイルス肝炎などで増加します。
【血小板(PLT)】
血管が損傷すると止血する役割を担います。
血小板の数が減少すると出血しやすくなります。

今回ご紹介した血球たちは、
生命の維持や感染防御のために欠かせない大切な働きをしてくれています。
検査の結果など気になることがありましたらスタッフにいつでも声をかけてください。
  


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