令和3年3月のひとこと:尿検査について
みなさんこんにちは!
寒さも和らいできて、春を間近に感じる季節になってきました。
今月は、尿検査についてお話します。
「尿検査」ってなあに?
「尿検査」は、言いかえると「おしっこの成分チェック」で、
どんな成分がどれだけ含まれているかを調べています。
健康な人の尿は体の中の不必要なものが水といっしょに排泄されますが、
体に異常があるといつもと違う成分が排泄されたり、不要なものが排泄されなくなったりします。
この小さな変化をとらえることで病気を早めに見つけることができます。
どんな病気がわかるの?
腎臓病・膀胱・尿管・尿道の病気や、糖尿病・肝臓の病気などを発見することができます。
とくに近年、慢性腎臓病(CKD)という疾患が注目されています。
この病気は腎臓の機能低下が慢性的に続く状態で、放置したままでいると、
人工透析が必要となったり、さらに心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険性も高まったりすることがわかっており、
早期発見には尿検査が重要といわれています。
尿検査で気をつけることは?
❀検査前日に気をつけたいこと
食事や飲み物は自由にとってかまいませんが、ビタミン剤やビタミンCが大量に入っている風邪薬、
ドリンク剤などをとらないように気をつけて下さい。
検査に影響が出て、誤った結果になることがあります。
❀尿の採りかた
健康な人でも、出始めの尿には細菌が混じることがあります。
正しい検査のためには、出始めの尿ではなく、中間の尿を採るようにして下さい
糖尿病の方が尿検査でわかること
❀糖尿病の状態チェック
尿糖・・・尿中の糖の排出量を調べる検査です。糖尿病がない方は(-)ですが、
血糖値が約170mg/dl以上になると、尿中にブドウ糖が出てきます。
数時間~半日の血糖の状態を推測できます。
❀合併症(糖尿病性腎症)のチェック
尿タンパク・・・尿中のタンパク質の量を調べます。腎臓の機能が低下すると、
体にとって必要なタンパクが腎臓からもれ出てきます。(顕性腎症のチェック)
尿中微量アルブミン・・・尿中のごくわずかのアルブミンの量を調べます。
この検査をすることで、糖尿病性腎症を早期に発見することが可能になります。(早期腎症のチェック)
❀急性合併症(糖尿病性ケトアシドーシス)のチェック
尿ケトン体・・・尿中のケトン体を調べます。ケトン体が体内で増加し、
糖尿病性ケトアシドーシスにな ると、おう吐、腹痛を引き起こしたり、
重症の場合には昏睡(意識障害)に陥ります。
特に1型糖尿病の患者さんは、シックデイやインスリン自己注射中断で
糖尿病ケトアシドーシスに陥りやすいので、
尿ケトン体が出ていないか注意して下さい。
寒さも和らいできて、春を間近に感じる季節になってきました。
今月は、尿検査についてお話します。
「尿検査」ってなあに?
「尿検査」は、言いかえると「おしっこの成分チェック」で、
どんな成分がどれだけ含まれているかを調べています。
健康な人の尿は体の中の不必要なものが水といっしょに排泄されますが、
体に異常があるといつもと違う成分が排泄されたり、不要なものが排泄されなくなったりします。
この小さな変化をとらえることで病気を早めに見つけることができます。
どんな病気がわかるの?
腎臓病・膀胱・尿管・尿道の病気や、糖尿病・肝臓の病気などを発見することができます。
とくに近年、慢性腎臓病(CKD)という疾患が注目されています。
この病気は腎臓の機能低下が慢性的に続く状態で、放置したままでいると、
人工透析が必要となったり、さらに心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険性も高まったりすることがわかっており、
早期発見には尿検査が重要といわれています。
尿検査で気をつけることは?
❀検査前日に気をつけたいこと
食事や飲み物は自由にとってかまいませんが、ビタミン剤やビタミンCが大量に入っている風邪薬、
ドリンク剤などをとらないように気をつけて下さい。
検査に影響が出て、誤った結果になることがあります。
❀尿の採りかた
健康な人でも、出始めの尿には細菌が混じることがあります。
正しい検査のためには、出始めの尿ではなく、中間の尿を採るようにして下さい
糖尿病の方が尿検査でわかること
❀糖尿病の状態チェック
尿糖・・・尿中の糖の排出量を調べる検査です。糖尿病がない方は(-)ですが、
血糖値が約170mg/dl以上になると、尿中にブドウ糖が出てきます。
数時間~半日の血糖の状態を推測できます。
❀合併症(糖尿病性腎症)のチェック
尿タンパク・・・尿中のタンパク質の量を調べます。腎臓の機能が低下すると、
体にとって必要なタンパクが腎臓からもれ出てきます。(顕性腎症のチェック)
尿中微量アルブミン・・・尿中のごくわずかのアルブミンの量を調べます。
この検査をすることで、糖尿病性腎症を早期に発見することが可能になります。(早期腎症のチェック)
❀急性合併症(糖尿病性ケトアシドーシス)のチェック
尿ケトン体・・・尿中のケトン体を調べます。ケトン体が体内で増加し、
糖尿病性ケトアシドーシスにな ると、おう吐、腹痛を引き起こしたり、
重症の場合には昏睡(意識障害)に陥ります。
特に1型糖尿病の患者さんは、シックデイやインスリン自己注射中断で
糖尿病ケトアシドーシスに陥りやすいので、
尿ケトン体が出ていないか注意して下さい。
令和3年5月20日(木)、5月21日(金)、5月22日(土):休診のお知らせ
5/20(木)~5/22(土)の3日間、日本糖尿病学会のため、
休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
令和3年3月のひとこと:尿検査について
みなさんこんにちは!
寒さも和らいできて、春を間近に感じる季節になってきました。
今月は、尿検査についてお話します。
「尿検査」ってなあに?
「尿検査」は、言いかえると「おしっこの成分チェック」で、
どんな成分がどれだけ含まれているかを調べています。
健康な人の尿は体の中の不必要なものが水といっしょに排泄されますが、
体に異常があるといつもと違う成分が排泄されたり、不要なものが排泄されなくなったりします。
この小さな変化をとらえることで病気を早めに見つけることができます。
どんな病気がわかるの?
腎臓病・膀胱・尿管・尿道の病気や、糖尿病・肝臓の病気などを発見することができます。
とくに近年、慢性腎臓病(CKD)という疾患が注目されています。
この病気は腎臓の機能低下が慢性的に続く状態で、放置したままでいると、
人工透析が必要となったり、さらに心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険性も高まったりすることがわかっており、
早期発見には尿検査が重要といわれています。
尿検査で気をつけることは?
❀検査前日に気をつけたいこと
食事や飲み物は自由にとってかまいませんが、
ビタミン剤やビタミンCが大量に入っている風邪薬、ドリンク剤などをとらないように気をつけて下さい。
検査に影響が出て、誤った結果になることがあります。
❀尿の採りかた
健康な人でも、出始めの尿には細菌が混じることがあります。
正しい検査のためには、出始めの尿ではなく、中間の尿を採るようにして下さい
糖尿病の方が尿検査でわかること
❀糖尿病の状態チェック
尿糖・・・尿中の糖の排出量を調べる検査です。糖尿病がない方は(-)ですが、
血糖値が約170mg/dl以上になると、尿中にブドウ糖が出てきます。
数時間~半日の血糖の状態を推測できます。
❀合併症(糖尿病性腎症)のチェック
・尿タンパク・・・尿中のタンパク質の量を調べます。
腎臓の機能が低下すると、
体にとって必要なタンパクが腎臓からもれ出てきます。(顕性腎症のチェック)
・尿中微量アルブミン・・・尿中のごくわずかのアルブミンの量を調べます。
この検査をすることで、
糖尿病性腎症を早期に発見することが可能になります。(早期腎症のチェック)
❀急性合併症(糖尿病性ケトアシドーシス)のチェック
尿ケトン体・・・尿中のケトン体を調べます。
ケトン体が体内で増加し、糖尿病性ケトアシドーシスになると、
おう吐、腹痛を引き起こしたり、重症の場合には昏睡(意識障害)に陥ります。
特に1型糖尿病の患者さんは、
シックデイやインスリン自己注射中断で糖尿病ケトアシドーシスに陥りやすいので、
尿ケトン体が出ていないか注意して下さい。
寒さも和らいできて、春を間近に感じる季節になってきました。
今月は、尿検査についてお話します。
「尿検査」ってなあに?
「尿検査」は、言いかえると「おしっこの成分チェック」で、
どんな成分がどれだけ含まれているかを調べています。
健康な人の尿は体の中の不必要なものが水といっしょに排泄されますが、
体に異常があるといつもと違う成分が排泄されたり、不要なものが排泄されなくなったりします。
この小さな変化をとらえることで病気を早めに見つけることができます。
どんな病気がわかるの?
腎臓病・膀胱・尿管・尿道の病気や、糖尿病・肝臓の病気などを発見することができます。
とくに近年、慢性腎臓病(CKD)という疾患が注目されています。
この病気は腎臓の機能低下が慢性的に続く状態で、放置したままでいると、
人工透析が必要となったり、さらに心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険性も高まったりすることがわかっており、
早期発見には尿検査が重要といわれています。
尿検査で気をつけることは?
❀検査前日に気をつけたいこと
食事や飲み物は自由にとってかまいませんが、
ビタミン剤やビタミンCが大量に入っている風邪薬、ドリンク剤などをとらないように気をつけて下さい。
検査に影響が出て、誤った結果になることがあります。
❀尿の採りかた
健康な人でも、出始めの尿には細菌が混じることがあります。
正しい検査のためには、出始めの尿ではなく、中間の尿を採るようにして下さい
糖尿病の方が尿検査でわかること
❀糖尿病の状態チェック
尿糖・・・尿中の糖の排出量を調べる検査です。糖尿病がない方は(-)ですが、
血糖値が約170mg/dl以上になると、尿中にブドウ糖が出てきます。
数時間~半日の血糖の状態を推測できます。
❀合併症(糖尿病性腎症)のチェック
・尿タンパク・・・尿中のタンパク質の量を調べます。
腎臓の機能が低下すると、
体にとって必要なタンパクが腎臓からもれ出てきます。(顕性腎症のチェック)
・尿中微量アルブミン・・・尿中のごくわずかのアルブミンの量を調べます。
この検査をすることで、
糖尿病性腎症を早期に発見することが可能になります。(早期腎症のチェック)
❀急性合併症(糖尿病性ケトアシドーシス)のチェック
尿ケトン体・・・尿中のケトン体を調べます。
ケトン体が体内で増加し、糖尿病性ケトアシドーシスになると、
おう吐、腹痛を引き起こしたり、重症の場合には昏睡(意識障害)に陥ります。
特に1型糖尿病の患者さんは、
シックデイやインスリン自己注射中断で糖尿病ケトアシドーシスに陥りやすいので、
尿ケトン体が出ていないか注意して下さい。
Posted by あそうクリニック at 2021年03月01日 11:37
│Comments(0)